【映画】ワンダー 君は太陽の感想 あなたならどのように育てますか？
目次
引用元：ワンダー 君は太陽 : フォトギャラリー 画像(2)
こんな人にオススメ
これから父親、母親になる人に必見です。
子供がもし普通の子と違う容姿で生まれてきたら、
貴方はどのように子供を育てまか？
あらすじ
主人公オギーは、トリーチャーコリンズ症候群という、
先天性の障害を持って生まれた。
トリーチャーコリンズ症候群とは顔の形が
普通の子と比べて変形してしまう奇病で、
約1万人に1人という確率で発症する。
これが原因で、外出時は常に
宇宙用ヘルメットを装着し顔を隠している。
そんなオギーを見かねた母親は、
「このままで大人になってしまっては社会に出てもっと苦しんでしまう」
そう思い、オギーを学校に通わせる事を決断する。
しかし、入学してまもないオギーは厳しい
いじめにあってしまい、塞ぎ込んでしまう。
だが、心の強いオギーは、周りの人達に支えられながら、
学校で変化を起こそうとします。
様々な困難にどう立ち向かっていくか？
きっと最高の勇気を与えてくれる映画になります。
感想
この映画の一番の魅力は
行動によって周りの接し方が変わるという事です。
私が受けた印象としては、主人公オギーは、
消極的な性格かと思いきや、反対にとても社交的でした。
その為、自ら行動を起こし周りからの印象を変えていくのです。
その姿は、誰よりも勇気のある素晴らしい人間に見えました。
年齢は、日本で言うと小学生くらいでしょう。
まだ幼い彼は生まれつきの病気の事もあり、
家族以外は理解してくれる人は
少ないと幼いながら既に知っていたのです。
それを知っていたからこそ、自分から行動を起こさないと思い、
実行していったのです。
そんな彼の姿にとても勇気のもらえました。
私は会社での対人関係にストレスを感じる事が多いのですが、
自身の行動によって周りの環境も変えられる
と考えさせてくれました。
また、オギーには姉がいるのですが、物語中盤で、
オギー主観の視点から姉主観の視点に変わるシーンがあります。
それ以外にも姉の旧友や、クラスメイトを主観とした視点に変わり
物語が展開されていきます。
この映画は主人公オギーの主観で物語が展開していくのかと
思っていたのですが、驚きです！！
主観が変化する事により、オギーを取り巻く周囲の人たちの
感情も表現しています。映画ではあまりない構成で斬新でした。
最後に
どうでしたか？
この映画は子供が生まれ「父親」、「母親」になる方には、
是非見てもらいたい一作となっています。
自分の子供がもしこのように生まれてきたら、
どのように接し、どのように育てますか？？？
既に子供がいる方は、自身の子供に置き換えて見ると
感情移入しやすいかと思います。
今年の夏は感動する映画を見て汚れた心を洗い流しましょう。
