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グレイテスト・ショーマン【映画解析】ミュージカルの最高傑作です!!

 

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引用元:グレイテスト・ショーマン : 作品情報 - 映画.com

キャスト

主役 P.T.バーナム

ヒュー・ジャックマン

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 引用元:ヒュー・ジャックマン - Wikipedia

 

超大物俳優ですね!!

私自身、とても愛着のある俳優さんです。

 

そう、なんて言ったってあの

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 引用元:バンド・ワゴン | 勝手に映画批評 - 楽天ブログ

ウルヴァリンです!!

 

 

アメコミ好きにはウルヴァリン

印象が強すぎて最初は、

違和感を覚えるかも知れません。

 

しかし、大物俳優だけあって、

ミュージカルシーンでは、

レベルの高い演技力を

見せてくれますよ!!

 

 

フィリップ役

ザック・エフロン

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 引用元:ザック・エフロン - Wikipedia

主役 P.T.バーナムの

マネージャー的な存在です。

 

おそらく知らない方が

多いのではないかと思います。

 

彼は、「ハイスクールミュージカル」

というミュージカル映画に出演し、

世間から注目を集めました。

 

その後もミュージカル映画に度々

出演することで、彼の演技力は

上がっていきます。

ミュージカルに関して経験豊富ですね!!

 

やはり、彼のミュージカルの演技力には

驚きました。他のキャストも

素晴らしかったのですが、

彼の演技力は目立つものがあるので、

ひとつの映画の見所ですよ!!

 

あらすじ

貧しい家柄で育ったバーナムは、

父親と貴族の執事として暮らす。

 

そこで、バーナムの人柄から

貴族の娘(チャリティ)と恋に落ちる。

 

しかし、チャリティは、

花嫁修行に出てしまい、

直接会うことができなくなる。

 

だが、文通をしてやり取りをする内に、

2人はさらに親密な関係になる。

 

しかし、父親が突然病に倒れ、

死亡してしまう。

バーナムは孤児になり 、

職を失ってしまう。

 

途方に暮れていた彼は、

街で船会社の求人を見つけ、

定職に就く。

 

時は流れ、バーナムは大人になり、

チャリティと再会し結婚する。

やがて2人の子供ができる。

 

その後、勤めていた会社が

倒産してしまうが、

銀行から資金援助を受け、

『バーナム博物館』を設立

し次の仕事とする。

 

博物館はチケットが売れず、

博物館でショーを始める

決意をする。

 

町中にポスターを貼り、

独特の特技を持つ、スターを探す。

 

開催したショーは

飛ぶようにチケットが売れ、

貧しかった生活から抜け出す。

 

しかし、お金を持った

バーナムは欲が出てしまい、

周りが見えなくなってしまってゆく、、、

 

感想・見所

ミュージカルがメインになってくるので、

「ディズニー」や「ララランド」

などの作品が 好きな方には必見です。

 

そうでない方でも、この作品を見れば

きっとミュージカル作品に対する

考え方が 変わりますよ!

 

ミュージカルで歌う歌詞の中にも、

色々と意味が込められています

その場その場で、

歌詞の内容から心境が読み取れます

 

生い立ちのミュージカルでは、

『たとえ間違った道でも、

一緒に連れてって、あなたの描く世界へ』

とありチャリティが一筋に、バーナムの

事を思っているのがわかります!

 

また、子供が産まれてからバーナムが

仕事を失ってしまう場面があるのですが、

チャリティは

『あなた向むきの仕事じゃなかった』

と言います。

 

普通の日本の家庭だったら

離婚問題ですよねwww

そうならない事からも、

チャリティとバーナムの仲は

本物だと読み取れます。

 

バーナムの凄いところは、

思った事を迷いなく行動に移すこと。

 

また、ショーに出る人達は皆、

素晴らしい才能を持った人達ばかり。

 

しかし、その容姿から自信を持てず

人生の中で非難されてきた人達であり、

その才能に気づかないでいました。

 

そんな人達をバーナムは救い出し

彼らに勇気を与えている。

 

また、ショーにマネージャーの

フィリップスを誘い入れる、

ミュージカルがあるのですが、

その時の歌詞がとても心に残りました。

 

『僕とくれば自由になれる、

 つまらない束縛のオリから、

 危険を冒す生き方もある、

 満たされたいなら一緒に行こう』

という歌詞があるのですが、

心に刺さるものがありました。

 

 『つまらない束縛のオリ』

⇒『私が今勤めている会社』

 『危険を冒す生き方、

  満たされたいなら一緒に行こう』

⇒『会社を辞めて、好きな仕事をしよう』

勝手にこのような解釈をし、

すごい共感してしまいました。

 

私自身、今は好きではない

仕事に就いているので、

いつか絶対自分の好きな事で

食べて行こうと、本気で思ってます。

 

私と同じように、今の環境を変えたい

思っている方には、

勇気をもらえる映画だと思います。

 

しかし、バーナムも人間である以上、

欲が出てしまう場面があります。

バーナムは貴族に迫害

続けられてきた過去がある為、

完全に見返すまで、と思ってしまう。

 

その為、周りが見えなくなり、

『人の事を大事にしないから

 自分の身を滅ぼす事になる』

と言われてしまう。

 

やはり、人間の弱さは、

何かを手に入れれば

何かが疎かになり、失ってしまう。

そんな事を改めて考えさせられました。

 

自分が本当に大事にしたいものを、

見失わずに生きる事が

大切だと思いました。

 

モデルが存在する 

この映画の主人公P.T.バーナムには

実在するモデルが存在する。

実際のP.T.バーナム

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 引用元:P・T・バーナム - Wikipedia

彼はコネチカット州

ベサルで生まれ育った。

父は宿屋商店の主人であった。

 

バーナムは商店主として

始めたが、事業にうまくいかず

途方にくれていた。

 

しかし、ニューヨーク市に移り住み、

当時160歳を超えていると

噂されていた、黒人女性を買取り

見世物にすることで、

彼の人生は始まった。

 

彼が行っていたのは日本で言う

見世物小屋」になります。

 

作中では、子供サイズの大人

ヒゲの生えた女性等を

見世物にしています。

 

また、現代にも「バーナム」の

名前が残っています。

それは、心理学用語で

バーナム効果という

ものがあります。

 

例えば、

「あなたは明るく

 楽しそうに見えますが、

 本当は、人一倍繊細で

 悩みを抱えていませんか?」

このように聞かれるとほとんどの

方がyesと答えます。

 

これは、誰にでも当てはまるような

性格の特徴を、あたかも自分だけが

当てはまると錯覚してしまう現象です。

 

P.T.バーナムが残した、

誰にでも当てはまる

 要点というものがある

という発言からバーナムの名前が

使用される事になりました。

 

 

最後に

ミュージカル映画はあまり

好んで見ていなかったのですが、

今回この映画を観て考えが、

大きく変わりました。

 

また、ミュージカルの歌詞の中にも

共感できるものが多々あり、感情移入

する事もできました。

 

まだ見ていない方は、

絶対に観て下さい!!